軽貨物車の車検について解説!“車検・税金・保険”軽乗用車となにが違う?
2021.03.30 軽貨物運送業について 車の豆知識 お役立ち情報

見た目に大きな違いのない“軽貨物車(黒ナンバー)”と“軽乗用車(黄色ナンバー)”。
しかし、車検の期間や費用、税金、保険などに違いがあります。
そこで今回は軽貨物車の車検について解説します。
軽貨物ドライバーの方はもちろん、これから軽貨物運送を開業したい方もしっかり把握しておきましょう。
軽貨物車と軽乗用車の車検の違い
軽貨物車と軽乗用車
見た目からはあまり違いがわからない軽貨物車と軽乗用車。
正しくは軽貨物車が「軽貨物自動車」、軽乗用車が「小型乗用車」と言います。これらはナンバープレートに記載されている数字で区別できるようになっており、右上に「4」と「6」が記載されていると軽貨物車であることがわかります。
そして「5」と「7」が軽乗用車を意味する数字です。
さらに事業用の軽貨物車は黒色のナンバープレート、自家用には黄色のナンバープレートが取り付けられています。
これがいわゆる“黒ナンバー”と“黄色ナンバー”です。
この他に大きく違う点は、これらの構造を比較するとわかります。
そもそも軽貨物車と軽乗用車では、主に荷物を載せるためや人間を乗せるためと使用目的が違います。
つまり軽貨物車と軽乗用車は、それぞれの使用目的に合わせて作られているのです。
軽貨物車では、荷物の積み下ろしが楽にできるように開口部と荷室スペースの広さが決められています。
簡単に説明すると、この条件を満たしているものが軽貨物車、満たしていないものが軽乗用車です。(場合により条件を満たしていても軽貨物車と認められない場合もあります)
車検の期間や費用が違う
黒ナンバーの軽貨物車と黄色ナンバーの軽乗用車では、車検の期間や費用に違いがあります。
車検の期間での違いは、新車として登録してから初回車検までの年数です。
軽乗用車は初回車検までの期間が3年ですが、軽貨物車は2年で初回車検を受けることになります。
車検の費用の違いでは、軽貨物車は軽乗用車より少し費用が安くなっています。
後程詳しくご説明します。
車検に必要なものはほぼ同じ
車検の期間や費用に違いがあるものの、車検に必要なものはほぼ同じになります。
違う点は、軽貨物車の車検には事業用登録したときの許可証のコピーが必要になることです。
軽貨物車の車検・税金・保険の費用
車検
軽貨物車の車検にかかる費用は、法定費用と整備費用を足した金額です。
整備費用は車の状態や業者によって差がありますが、一般的には基本の車検費用
として2~10万円、部品の交換費用として1~10万円と言われています。
税金
軽貨物車は自動車税が安いことがメリットとして知られていますよね。
軽乗用車は10,800円に対し、軽貨物車はおよそ半分の5,000円になります。
軽貨物車の維持費の安さはこの税金の安さが一つの理由です。
保険
自動車税とは違い、自賠責保険料は軽乗用車よりも少し高い軽貨物車。
軽乗用車は13,410円に対し、軽貨物車は1,500円ほど高い15,050円です。
任意保険料は保険会社によるため、軽乗用車より高いものもあれば安いものもあります。
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