軽貨物運送のドライバーにとって、相棒とも言える“車”。

今回は、これから軽貨物運送を開業する方に読んでいただきたく、軽貨物運送の開業の流れをはじめ、車検や点検について、さらに開業資金を安くする方法など、車に関することをまとめました。

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

軽貨物運送の開業の流れや車検の違いとは

軽貨物運送を開業するまでの流れ

軽貨物運送を開業するうえで、黒ナンバーと呼ばれる黒色のナンバープレートの取得が必須になります。

そもそも黒ナンバーとは、軽自動車(125ccのバイクでも可)を使用して荷物の配達を行う業者であることを示すナンバープレートです。

まずは、運輸支局で黒ナンバー取得の届出を行います。

取得するにあたり複数の基準が設けられていますが、特別な審査が行われることはなく、自宅で1人1台から開業できるのは軽貨物運送ならではの大きな特徴です。

次に黒ナンバー取得の届出が受理されたら、軽自動車検査協会にて黒ナンバー交付となります。

そのタイミングで黄色のナンバープレートを返納する必要があるため、簡単な工具を用意しておくとスムーズでしょう。

黒ナンバーと黄色ナンバーの車検の違い

はじめにお伝えしたように、黒ナンバーは事業用の軽自動車であることを示します。

一方で黄色のナンバープレート、黄色ナンバーは自家用の軽自動車であることを示しますよね。

黒ナンバーと黄色ナンバーの車検について覚えておきたいことが、新車購入してから初めて受ける初回車検の期日です。

黄色ナンバーの初回車検は新車購入してから3年後、黒ナンバーの初回車検は新車購入してから2年後になります。(2回目以降の車検はどちらも2年に1回)

ちなみに自家用の普通自動車も黄色ナンバーと同じく、初回車検は新車購入してから3年後です。

また、自動車重量税額の違いから、黒ナンバーと黄色ナンバーでは車検の費用にも違いが出ます。

黒ナンバーの車検の費用は、およそ3万円前後が目安です。

車の日常点検でチェックしておくべきポイント

エンジンオイル

エンジンオイルは人間の血液と言われるほど、車にとって重要なものになります。

これが少なくなると車の故障に繋がるため、日常的にチェックしておきたいところ。

チェック方法は、以下の通りです。
①車を平らな場所に停車したあとエンジンを切る
②5~10分ほど経ったらオイルレベルゲージを拭く
③一度もとに戻して再びゲージを抜く
④ゲージに適切な量のオイルが付いているか確認する。

タイヤ

タイヤの交換時期は溝が1.6mm以下になったときと決められており、1.6mm以下になるとタイヤにスリップサインが現れます。

スリップサインの他に、ひび割れがあるときもすぐに交換しましょう。

また、タイヤの空気圧もチェックポイントのひとつ。

ガソリンスタンドでも点検や補充ができるため、定期的にチェックしましょう。

ワイパー

よく見落としがちなのが、ワイパーのチェックです。

ワイパーのゴムが劣化すると、視界が悪くなることで交通事故に繋がる恐れがあります。

ワイパーを動かしたときに、なんだか汚れが落とし切れていないと感じたらすぐに交換しましょう。

ゴムのひび割れも交換時期の目安になりますが、適切な交換時期を見極めることが重要です。

ベルト

様々な部品に関わるベルトは、基本的に目視と音でチェックしましょう。

目視でチェックする場合は、ベルトのひび割れが交換時期の目安になります。

また、「キュルキュル」「キーキー」のような音が聞こえるときもベルトが劣化しているかもしれません。

軽貨物運送のドライバーとして安全に業務を行うためには、日常点検に加えて定期的にプロに点検・整備をお願いするようにしましょう。

軽貨物運送で使う車はリースがおすすめ!

カーリースなら開業資金が安くなる

軽貨物運送を開業するには、黒ナンバーの取得と同時に事業用の軽自動車の準備が必要になります。

そこでおすすめなのがカーリースです。

新しく車を購入するには頭金を含め初期費用として多額の資金が必要になりますが、頭金不要のカーリースなら開業資金を安く抑えることが可能!

カーリースを利用することで、自分で車を購入しなくても軽貨物運送を開業することができるのです。

SKSのカーリースは月々1万円から、幅広くプランをご用意しております。

面倒な手続きはSKSにお任せを

また、SKSはお客様に安心してカーリースをご利用いただくために、様々な手続きも代行しています。

車検や点検をはじめ、代車の対応までお任せください!

お仕事を休むことのないように、黒ナンバーの代車をご用意しております。

緊急時にも対応いたしますので、軽貨物運送の開業をお考えの方はぜひSKSまでお気軽にお問い合わせくださいね。

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