職場が駅からすぐ近くなら問題ありませんが、地域によっては利用できる公共交通機関が少ないなど通勤に問題をかかえることもあります。

求人を募集しても、通いづらい場所だと応募が少なくなるので、対策を考えたいですね。

そこでおすすめの方法が軽バンによる送迎です。軽バンを福利厚生として送迎用に使えば、様々なメリットがあります。

今回は社用車の軽バンで送迎をするメリットなどをご紹介いたします。

社用車で送迎をするメリット・デメリット

メリット

通勤の負担が軽減される

社用車で送迎を行う最大のメリットは、従業員の通勤の負担が軽減されることです。

通勤にかかる時間や手段は、従業員だけでなく求職者にも重要視される条件の一つ。

通勤の負担が大きいことは離職率にも繋がりやすいため、従業員がなるべく楽に通勤できるように送迎用の軽バンを導入してみましょう。

新型コロナウイルス対策にも有効

緊急事態宣言発令によってテレワークに切り替えた企業が増えましたが、職種により出勤せざるを得ない方が多いのが現状です。

そのため、電車やバスなどの公共交通機関を避けるために、社用車で送迎を行う会社が増えました。

公共交通機関から通勤手段を変えるだけでも、従業員は安心感を得られるでしょう。

ステッカーを貼れば宣伝にもなる

社用車の軽バンに社名やロゴのステッカーを貼って送迎を行うことで、同時に会社の宣伝効果も得られます。

車にステッカーを貼るだけなので、必要なのはステッカー作成の費用のみ。

作成以降は特別な費用がかからないため、手軽に取り入れられるところも嬉しいポイントです。

デメリット

運転手の確保

実際に送迎を行うには、社用車の用意はもちろん、運転手の確保も忘れてはなりません。

送迎を利用する従業員から料金を徴収する場合は、運転手が第二種運転免許を持っている必要があります。

また、運転手は一業務として送迎を行うことになるため、当然送迎中は給与が発生します。

車両管理

従業員の安全を守ることを前提に、保険、経費、スケジュール、メンテナンスなどの社用車に関することを細かく管理することも必要業務の一つになります。

ただし、リース車を送迎に利用する場合は、メンテナンスが含まれたプランを選ぶことで、車検や点検を任せることも可能です。

社用車の選び方

定員

軽バンの乗車定員は最大4名(大人)ですので、大人数を送迎するなら大型タイプのバンが必要になります。

しかし、営業で取引先を周りたい、また駐車スペースが狭い場合は、コンパクトで扱いやすい軽バンがおすすめです。

目的

送迎以外に、荷物の運搬などにも社用車を利用したい場合は、荷物の積み下ろしが楽にできて、一度に多くの荷物を積める車がおすすめ。

荷室が広い軽バンは荷物の運搬に優れており、軽貨物運送で人気の高い車種になります。

頻度や走行距離

社用車を利用する頻度が高い場合は、新たに車を購入するのが良いかもしれません。

ただし、利用頻度が低い場合は、レンタルもしくはリースがおすすめです。

また、中古車選びでは走行距離も重要ポイントになります。

機能

社用車として利用する車は特に、安全性も気になるポイントですよね。

現在では、事故を防止する機能、さらに事故を起こしたときでも被害を軽減してくれる機能などを備えた車が販売されているため、チェックしてみましょう。

社用車で送迎をする際の注意点

送迎中に事故を起こすと

社用車で従業員の送迎を行うときは、プライベートで運転するときよりも安全運転を意識して交通事故の防止に努めましょう。

なによりも従業員の命を守ることが第一です。

また、社用車として社名やロゴを掲載している以上、運転の仕方が会社の評判にも繋がることも忘れてはなりません。

事故は誰の責任になる?

従業員が通勤中に起こした交通事故は会社の責任になることはありませんが、社用車で送迎中に交通事故を起こした場合は、原則として会社の責任になります。

会社の管理責任が問われるうえ、従業員に大きなケガを負わせることになりかねないため、車両の管理は徹底して行うことが重要です。

送迎には届出が必要?

福利厚生として従業員の送迎を行う場合は、届出をする必要はありません。

ただし、これは従業員から料金を徴収しない場合に限り、料金を徴収する場合は届出が必要になるケースがあるため、事前に近くの運輸局へ確認しておくことをおすすめします。

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また、SKSで取り扱っている軽バン日産NV100は、エコカー減税対象であることもおすすめする理由の一つ。

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