新型コロナウイルスの影響により、フードデリバリーを利用する人が増加しています。

フードデリバリーといえば、自転車やバイクでの配達を想像する方が多いかもしれませんが、自動車の配達もあります。

自動車は悪天候での配達や、たくさん運ぶものがあるときにも便利なので、1台あるだけで対応できる頻度が増え、1度の配達で数件回ることもできます。

今回は需要が高まっているフードデリバリーについてご紹介いたします。

フードデリバリーの需要

コロナ禍でフードデリバリーの利用者は増えた

フードデリバリー利用者に対して、一昨年4月に緊急事態宣言が発表されてからのフードデリバリーの利用率を調査した結果、約64%の人が緊急事態宣言後にフードデリバリーを利用したと答えました。

一方で、これらの調査とは別で行われた新型コロナウイルス感染拡大前と拡大後の外食の利用率の調査では、約60%の人が「前に比べて外食を利用しなくなった」と答えています。

以上の結果から、コロナ禍によりフードデリバリーの利用者が増加していることは明確です。

利用される頻度やシチュエーションは

また、フードデリバリーの利用頻度の調査結果は、「2~3ヶ月に1回」が最も多い回答でした。

一昨年の調査結果と比べたところ、「1週間に1回」、「1ヶ月に2~3回」、「1ヶ月に1回」と答えた人の割合は増加しており、この調査からもコロナ禍によりフードデリバリーの利用頻度が高まっていることがわかります。

フードデリバリーが利用されるシチュエーションは、「料理が面倒なとき」が最も多い回答でした。

軽貨物運送でフードデリバリーをする際の注意点

車両の届出は必要?

デリバリーサービスに登録する場合、軽貨物車を利用した配達では、軽貨物自動車運送事業の届出を行わなければなりません。

黒ナンバーと呼ばれる、事業用の軽自動車を意味する黒色のナンバープレートです。

黒ナンバーの取得は比較的に簡単で、1人でも開業できるという嬉しい特徴があります。

デリバリーサービスで白ナンバーの車を使うとどうなる?

そもそもデリバリーサービスで、白ナンバーの車は利用できません。

白ナンバーは、自家用の普通自動車を意味するため、白ナンバーで運送業を行うことは違法行為に当てはまります。

事業用の普通自動車を意味する緑色のナンバープレート、緑ナンバーを取得しましょう。

ただし、これは運賃をもらって他社製品を配送する場合になります。

自社製品を配送する場合は会社所有の白ナンバー車で配送を行っても違法にはなりません。

しかし運搬がメインの業務となる場合は事業者登録をしておいた方が良いともされています。

もし不安な場合はこちらの「国土交通省 法令適用事前確認手続照会及び回答事案」から問い合わせをすることをおすすめします。

自動車でフードデリバリーをするメリットとデメリット

メリット

◎体力に自信がなくても大丈夫

軽貨物車でフードデリバリーを行うメリットとしてまず挙げられるのは、自転車に比べて体力的な負担が少ないことです。

自転車で長時間のデリバリー業務を行うとなると、体力的な不安を感じる方も少なくないはずです。

軽貨物車であれば、体力に自信のない方でもはじめやすいと言えます。

 

◎天候の影響を受けない

自転車でフードデリバリーを行う場合、その日の天候によって影響を受けてしまうため、どうしても気になってしまうもの。

軽貨物車であれば、雨、風、夏の暑い日や冬の寒い日も、ほとんど影響を受けません。

ストレスなく業務を行えるのは、大きなメリットでしょう。

 

◎荷物が運びやすい

フードデリバリーでは、さまざまな料理を配達することになります。

飲み物をはじめ、麺類や汁物などの運びにくいものも多く、安定しにくい自転車での配達は注意深く行わなければなりません。

軽貨物車であれば、荷物が安定させやすく、また一度の配達で数軒周ることも可能です。

 

デメリット

×駐車違反禁止のリスク

軽貨物車でフードデリバリーを行うデメリットは、駐車禁止違反のリスクが高くなることが挙げられます。

自転車であれば、駐車禁止違反の心配は不要ですが、軽貨物車は注文が入ってお店で集荷するとき、そしてお客さんへ配達するときなど、駐車スペースを確保する必要があります。

 

×小回りが利かない

軽貨物車は自転車に比べて、小回りが利かないところもデメリットとして挙げられます。

都心部や住宅街への配達では、自転車よりも不便さを感じることがあるかもしれません。

また、目的地までの道を一本間違えるだけで、時間をロスしてしまうこともあるでしょう。

 

×維持費がかかる

軽貨物車には、ガソリン代、オイル交換代、ローン代(レンタルもしくはリース代)、保険代、駐車場代などが維持費として必要です。

フードデリバリーでは、比較的に近距離の配達が多く、それほどガソリン代がかかることはないと言えますが、少なくとも自転車と比べると費用がかかってしまいます。

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