あなたはナンバープレートの数字にこだわりがありますか。

記念日や誕生日など愛着のある数字の組み合わせは駐車場で見つけやすいなど何かと便利です。

突然ですが、ナンバープレートに書かれている文字や色の意味ってご存知ですか?

今回は普段何気なく見ているナンバープレートの意味や役割などについてご紹介いたします。

ナンバープレートについて

ナンバープレートについてご紹介させていただきます。

ナンバープレートには正式名称がある

ナンバープレートの正式名称は車両によって異なります。

車両別の正式名称は以下の通りです。

①自動車登録番号標
自動車登録番号標とは、道路運送車両法によって区分された普通自動車・小型自動車・大型特殊自動車などの登録自動車に取り付けるナンバープレートのことです。※二輪車は除きます。

②車両番号標
車両番号標とは、道路運送車両法によって区分された軽自動車や自動二輪車、小型特殊自動車に取り付けるナンバープレートのことです。

③課税標識(原動機付自転車番号標)
課税標識(原動機付自転車番号標)とは、小型特殊自動車や原動機付自転車(125cc以下)などの市区町村の条例に基づく地方税の課税のためのナンバープレートのことです。

ナンバープレートの役割

ナンバープレートは保管場所(車庫証明)の確保や自賠責保険の加入、各種税金の納付といった条件を満たしたうえで自動車登録ファイルに登録されていることの証明になります。

ほかにも車両が騒音や安全性といった保安基準を満たしている証明にもなります。

車両特定

パーキングなどに同じ車両が並んでいても、ナンバープレートがあることで他人の車と間違えることはありません。

また、車両の盗難に遭ったときも持ち主の照合がスムーズにできたり事件や事故の際に車両の特定ができたりするのもナンバープレートがあるからなのです。

正しく装着しなかった場合

ナンバープレートを取り付ける位置や表示方法は省令によって定められています。

カバーをかぶせる(無色透明も禁止)、ステッカーを貼る、回転させて表示させる、折り返すといった行為は違反にあたり、車両所有者だけでなく販売者も違反対象者に含まれます。

また、2021年4月より規制をさらに強化した新基準が全面適用されます。

汚れやペイントの剥がれといった過失の場合50万円以下の罰金、故意など悪質なものは3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

ナンバープレートの意味や種類について

ナンバープレートの意味や種類についてご紹介させていただきます。

ナンバープレートの色の違い

ナンバープレートの色は車両の登録区分や使用目的によって使用される色が異なります。

登録自動車

白色のプレートに緑色の文字 自家用・レンタカー用・駐留軍人軍属私有車両用等
緑色のプレートに白色の文字 事業用

軽自動車

黄色のプレートに黒色の文字 自家用
黒色のプレートに黄色の文字 事業用

普通自動車の場合

普通自動車と軽自動車でひらがなの意味が異なります。

普通自動車のひらがなの大きさを分類すると下記の通りです。

事業用車両 あいうえかきくけこを

自家用車 さすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆら
りるろ

貸し渡し車両(レンタカー) われ

駐留軍人用車両 よ、またはEHKMTY

軽自動車の場合

軽自動車のひらがなの大きさを分類すると下記の通りです。

事業用車両

りれ

自家用車

あいうえかきくけこさすせそたちつてとなにぬねのはひふほまみむめもやゆよらるろ

レンタカー

駐留軍人用

AB(アルファベットのみ)

どの車両にも共通して使われないひらがながあるのをご存知でしょうか。
「お」「し」「へ」「ん」の4つですが、理由については以下のとおりです。

①「お」は「あ」と見間違えやすいため。
②「し」は「死」を連想してしまうため。
③「へ」は「屁」を連想してしまうため。
④「ん」は読みづらいため。

語呂が悪いや、読みづらいなどといった理由から使われていません。
ナンバープレートの豆知識ですよね。

カーリースのナンバープレートはどうなる?


ここからはカーリースの場合のナンバープレートについて詳しくご紹介いたします。

一般車と同様

レンタカーのナンバープレートでは「わ」と「れ」が使われています。

対してカーリースの場合、車両の所有者はリース会社になるため自家用車(法人の場合は事業用車)と同じひらがなが使われます。

リースサービスによっては自分でナンバーを選ぶことができます。

マイカー同様、好きな数字のプレートを取り付けることができますね。
※レンタカーは半日から2~3日などの短期間利用、カーリースは年単位の長期利用を指します。

希望ナンバーを取得するには

カーリースで希望の数字を習得したい場合は、リース業者にその旨を伝えましょう。

基本的にリース業者が代行で取得してくれることが多いですが、自身で取得しなくてはいけないケースもあります。

希望ナンバーの費用

希望ナンバーは個別に生産されるため、通常のナンバーよりも交付手数料が高く設定されています。

ちなみに交付までにかかる日数はペイント式で入金確認後4日程度、字光式で入金確認後5日程度要します。

中型(小型・普通自動車)

ペイント式は4,000円~4,500円程度、字光式は5,400円~5,700円程度

大型(主に大型自動車)

ペイント式は5,000円~5,300円程度、字光式は6,300円~6,900円程度

上記は1組2枚あたりの交付手数料です。

また、ナンバーの種類や地域によって費用が異なります。

いずれの場合も相場としての参考にしてください。

SKSでは

SKSではお客様のご希望をお伺いし、最適なご提案をさせていただいております。

契約プランや車両、自動車保険についてのご相談や不明点などどんなことでもお問い合わせください。

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