【軽貨物ドライバー】独立開業して失敗しないためのポイントをご紹介
2020.08.31 軽貨物運送業について トラックドライバー

運送業界での人手不足が社会問題となっている昨今、フリーの軽貨物ドライバーのニーズが高まっています。
独立開業を考えているなら軽貨物ドライバーデビューしてみませんか。
今回は、軽貨物ドライバーで独立開業して失敗しないためのポイントを詳しくご紹介させていただきます。
【軽貨物ドライバー】独立開業のメリット・デメリット
独立開業にはどのようなメリットとデメリットがあるのかご紹介させていただきます。
メリット
開業のハードルが低い
一般貨物自動車運送事業や特定貨物自動車運送事業などの開業は許可制のため、役所に申請を出してから許可が下りるまで時間がかかります。
一方、軽貨物運送業の開業は届出制なので申請すればすぐに開業できます。
軽貨物運送業の独立開業にあたって必要なものは、普通免許と軽貨物車、車庫の3点のみで店舗を構える必要がありません。
そのため開業のための費用も抑えられます。他に比べて開業のハードルが低いのが特徴です。
働くペースが決めやすい
サラリーマンと違い、勤務時間や勤務地などに縛られず働くペースを自分で決めることができます。
また、指定された場所に荷物を運ぶだけといったシンプルな業務内容なので、コミュニケーションスキルもさほど必要ではありません。
上司や同僚がおらず、人間関係の煩わしさが少ないという点も人気の理由の1つです。
やりがいがあり高収入のチャンスも
運送業界では人手不足が問題となっているため、社会貢献の度合いが非常に高いというのも魅力といえるでしょう。
様々な企業や店舗、個人宅など幅広い顧客に荷物を配達するため、それぞれの業界の特徴や荷主への対応の仕方を学ぶことができます。
出来高制のため、働き方によっては高収入が狙えるというのも非常に大きなメリットです。
デメリット
手続きが多い
開業準備や申請といった諸手続きをはじめ、売り上げ計算から納税、業務に必要な道具の調達、ガソリン代、自動車ローン、車両整備費用、保険料、高速道路の利用料金、駐車場代の支払い、その他諸費用の計算など営業活動に関わる全ての管理を自分で行う必要があります。
クレジットカードやローン
独立開業して間もないうちは実績がなく今後の収入も不透明であるため、審査で落とされる可能性が高くなります。
ETCの支払い用にとクレジットカードを作ったりローンを組んだりするのは難しいといわれています。
独立開業で失敗しやすい人の特徴3つ
軽貨物ドライバーの独立に失敗してしまうと、車のローンが残ってしまいます。
そうなれば独立開業前よりも生活が厳しくなる可能性もあるので注意が必要です。
以下に当てはまらなければ、軽貨物ドライバーとして向いているかもしれません。
「簡単に稼げる」と勘違いしている人
軽貨物運送業を始めたものの、失敗して会社員に戻った方はたくさんいらっしゃいます。
失敗の原因は様々ですが、多くは「簡単に稼ぐことができる」と勘違いしたところにあります。
ネット通販が主流になった現代では配送ドライバーの需要が高く、労働環境によっては強靭な肉体や精神力が求められます。
またスケジュール管理や事務処理といった業務も行わなければなりません。
軽貨物ドライバーの業務内容を深く知ってから開業をしなければ失敗してしまうリスクがあることを忘れないようにしましょう。
悪徳な会社や求人に引っかかってしまった人
「独立開業しよう!」と志を高く掲げている人の心に付け込んで悪だくみを考える会社には注意が必要です。
運送会社の一部には個人事業主である軽貨物の下請けドライバーを募集して登録料と称してマージンを抜き取ったり、十分に業務を回さなかったりといった悪徳な会社もあります。
とはいえ、実際に軽貨物ドライバーとして独立開業して成功している方は大勢いらっしゃいます。
大切なのは、独立開業を目指す際、「独立開業して早く稼ぎたい」と焦らないことです。
独立開業の準備をしていなかった人
「会社員として働くのが嫌だ」「車を運転するのが好きだから仕事にしたい」と何の準備もせずに軽貨物ドライバーに転職すると失敗してしまいます。
独立開業するということは、個人事業主として全ての責任が自分にかかってくるという意味になります。
「荷物を配送すればいいだけ」という無責任な考えで業務に取り組むべきではありません。
独立開業で失敗しないためのポイント
独立開業で失敗しないためのポイントをご紹介させていただきます。
準備や下調べをしっかりする
独立開業をするにあたり、必要な書類や道具を事前に調べて準備しておきましょう。
先述のような悪徳な運送業者がいる一方、独立開業をしっかりサポートしてくれる良い運送会社もあります。
そのような会社と提携できれば軽貨物ドライバーとしてしっかり実績を積み、たくさん収入を得ることも夢ではありません。
条件が良いだけの魅力的な言葉に惑わされず、会社の実績や規模、業務内容をしっかり下調べしたうえで判断しましょう。
任意保険に加入
独立開業して軽貨物ドライバーとして活躍するなら、任意保険への加入は欠かせません。
事故や配送トラブル、損失に備えて保証の充実したプランを選びましょう。
SKSでは
SKSでは保険の代理店業務を行っております。
自動車のプロがお客様のご希望に合う保険をご提案いたしますので安心してご相談ください。
また、事故やトラブルなどへの対応といった安心のサービスもご用意いたしております。
軽貨物ドライバーとして独立開業を目指している方は、ぜひSKSまでご連絡ください。
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