軽貨物運送業を開業する手順を解説!成功させるコツと平均月収は?
2022.07.19 カーリースについて 軽貨物運送業について

近年、軽貨物運送業の需要が急激に拡大したことから、運送業界へ挑戦したいと考える方も多いのではないでしょうか。
開業には手続きが必要のため、スムーズに始められるよう、備えておきましょう。
今回は、軽貨物運送業を開業する手順や成功させるコツをご紹介します。
軽貨物運送業を開業する手順を解説
軽貨物運送業を開業するには
軽貨物運送業の開業に必要な手続きは、以下の通りです。
軽貨物運送業者の登録
まずは管轄の運輸支局で、「貨物軽自動車運送事業経営届出書」をはじめとする書類を提出します。
次の書類を事前に窓口もしくはインターネットで取得し、記入しておきましょう。
貨物軽自動車運送事業経営届出書
先述の通り、軽貨物運送業者として登録を行う際に必要な書類です。
代表者や事業の情報を詳しく記載します。
事業用自動車等連絡書
営業を目的として車を使用する際に必要な書類です。
開業時のほか、車の台数が増減する場合も提出します。
運賃料金設定届出書
設定した金額や地域などを記載し、届け出る必要があります。
車検証のコピー
軽貨物運送業で使用する車の車検証です。
運輸支局での手続きが完了したら、軽自動車検査協会でナンバープレートの交付申請を行います。
軽貨物運送業で使用する車には、「黒ナンバー」と呼ばれる黒色のナンバープレートを取り付けるため、この手続きも必須です。
運輸支局で提出した押印済の事業用自動車等連絡書と車検証のコピーを窓口へ提出し、黒ナンバーを受け取りましょう。
開業の手続きを行う
軽貨物運送業者の登録を終えたら、管轄の税務署で「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。
この手続きは開業してから1か月以内に行う必要があるため、注意が必要です。
忘れないよう、最初に手続きを行うのもよいでしょう。
開業時にかかる費用と時間
提出した書類に不備がなく、スムーズに手続きが進んだ場合は最短1日で開業できます。
なお、開業に必要な費用は黒ナンバーの交付にかかる約1,500円のみです。
正確な費用を知りたい場合は、軽自動車検査協会へ問い合わせてみましょう。
軽貨物運送業を開業して成功させるコツ
開業の準備は念入りに
軽貨物運送業を開業してまもなくは、各種手続きなど戸惑うことも多々あるでしょう。
そのため、開業前にシミュレーションをしたり情報収集をしたりなど、体制を十分に整えておくことが非常に重要です。
準備の仕方によっては今後に影響を与えかねないことを覚えておいてください。
委託先を選定するポイント
軽貨物運送業の開業後は委託先と契約を結んだのち、案件を受託する流れが基本です。
委託先により仕事内容のほか、仕事をするうえで重要となる委託先の雰囲気や手数料、待遇なども異なります。
そのため、目標や将来を明確にし、自分の希望により近い委託先を探しましょう。
楽に稼げると思わない
軽貨物運送業は未経験でも、開業が可能です。
とはいえ、楽に稼げると考えていると挫折してしまうケースも少なくありません。
現在、軽貨物運送業の需要は高く、誰でも始めやすいメリットがある一方、稼ぐには相応の努力が必要です。
健康管理に努める
軽貨物運送業は「体が資本」と言われる通り、健康管理を徹底することも重要です。
無理をして体調を崩すと、業務に支障が出る恐れもあります。
また、日々の業務では車の運転が欠かせないので、お酒との付き合い方は特に注意が必要です。
開業後の平均月収はどれくらい?
宅配業務を行う場合の月収は、平均30〜50万円です。
ドライバー自身の能力だけでなく、担当するエリアによっても配達件数が左右されるため、大きく開きがあります。
より多くの配達をこなせるようになれば、月収60万円を目指すことも可能です。
SKSでは、軽貨物運送業を開業されたばかりのドライバーに向けて、軽バンのカーリースサービスを展開しております。
お客様一人ひとりのご要望にお応えできるよう、プランを豊富にご用意しておりますので、お困りのことがございましたら、ぜひSKSまでお気軽にご相談ください。
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