「車検」という言葉は知っているものの、車に乗り始めたばかりの方は車検の内容や費用などわからないことも多いですよね。

そこで今回は車検の内容や時期をはじめ、おすすめのタイミング、費用を抑えるポイントまで詳しくご紹介します。

車検におすすめのタイミングとは?

車検とは

道路運送車両法が定める保安基準を満たしているか、定期的に検査する制度を車検と呼びます。

正式名称は、「自動車検査登録制度」です。

車の使用者は車検を受ける義務があり、受けないと公道は走れません。

新車登録時に新規検査を受けた後は、車検の有効期限に従って継続検査を受けましょう。

車検の時期を確認する方法

車検の時期は車の種類や用途によって異なるため、注意が必要です。

軽自動車を含む乗用車は、新規検査から3年、以降は2年ごとに車検を受けます。

期間内であればそれより前に受けることも可能です。

ただし、あまりに前もって受けると次回の車検が早まるため、おすすめはしません。

車検の時期を知るには、車検証もしくは車検シールを確認します。

車検証を確認する場合、車検証の左下に記載されている「有効期間の満了する日」が車検の満了日です。

また、フロントガラスの車検シールにも満了日が記載されています。

ただし、シールの表面には年月の記載しかありません。

日付まで知りたい場合はシールの裏面を確認しましょう。

車検におすすめのタイミング

車検は有効期間内であれば好きなタイミングで受けることもできますが、おすすめのタイミングは満了日の1ヶ月前と45日前です。

満了日の1ヶ月前

1ヶ月前から満了日までに車検を受けると、次回の車検の時期が変わらないメリットがあります。

満了日が12月10日の場合、11月10日から12月10日までに受けましょう。

有効期間は2年後の12月10日です。

また、スケジュールの都合で1ヶ月以上前の11月5日に車検を受けた場合、有効期間は2年後の11月5日に更新されます。

満了日の45日前

先ほどもお伝えしたように、満了日の1ヶ月以上前に車検を受けると、有効期間が更新される仕組みです。

しかし、条件を満たせば、有効期間が更新されずに車検を受けられます。

その条件は、指定工場で車検を受けること、「保安基準適合証」を運輸局へ提出することの2点です。

保安基準適合証の提出期限は、指定工場で発行されてから15日以内です。

どうしても都合が合わない場合は参考にしてみてください。

車検の費用を抑える方法はある?

車検の費用はどれくらい?

車検には、法定費用と点検整備費用がかかります。

法定費用は自動車重量税をはじめ、自賠責保険料、印紙代のことで、点検整備費用は車の点検、整備にかかる費用です。

法定費用は車の重量や地域によって額が異なるものの、業者による差はありません。

一方、点検整備費用は整備の必要度と業者によって変動します。

車検はディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店などで受けられます。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った業者へ依頼しましょう。

車検費用を抑えるポイント

こまめにメンテナンスを行う

普段からメンテナンスが行われていないと車検時に整備箇所が増え、費用が予想以上に高くなる可能性があります。

部品の劣化スピードは車の使用頻度によって差がありますが、使用していない状態でも劣化は進むため、注意しましょう。

最低限の部品交換だけを行う

車の部品は消耗品がほとんどのため、適切な時期に交換する必要があります。

もちろん車検時にも、部品交換を行うのが基本です。

しかし、どうしても車検費用を抑えたい場合、最低限の部品交換だけを行えば、一時的に費用を抑えられます。

ただし、交換時期を少し遅らせるだけで、後に交換が必要となることを忘れないでください。

車検が切れた車を運転すると…

車検が切れた車は運転できない

車検が切れた車で公道を走る行為は法律違反です。

6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金、30日間の免許停止、違反点数6点の罰則が課されます。

また、車検だけでなく自賠責保険の有効期間も切れていた場合の罰則は、1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金、90日間の免許停止、違反点数12点です。

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