車のコーティングにはさまざまな種類があり、種類によって性能や価格も異なります。

最適なコーティングを選びたいなら、まずは違いを知ることからはじめましょう。

今回は車のコーティングについて、種類や費用も併せてご紹介します。

車にコーティングをするメリットとは

車のコーティングとは

車のコーティングとは、車をきれいな状態で維持するためにボディの表面をコーティング剤で覆うことです。

ワックスと似ているように思えますが、実際には成分や効果が大きく異なります。

コーティングはワックスよりも持続性に優れていることが大きな特徴です。

ワックスの持続期間が約1ヶ月に対して、コーティングは約3ヶ月〜1年、場合によっては3年と効果が長く続きます。

コーティングのメリット

車をきれいな状態で維持できる

コーティングの主な目的であり、メリットでもあります。

車の塗装が劣化するのは、ほこり、泥、砂、排気ガス、紫外線などが原因です。

しかし、車を走らせる以上は防ぎきれないため、コーティングで車を守り、きれいな状態を維持します。

洗車が楽になる

車をコーティングすると表面が滑らかになるので、ボディに付いたゴミや汚れも簡単に落とせます。

塗装の劣化を防ぐだけでなく、サクッと軽く洗車するだけできれいな状態を維持できるのもコーティングのメリットです。

小さい傷から守れる

気付いたら車のドアやタイヤ周辺に小さい傷が付いていたことはありませんか?

これも車を走らせていると防ぎきれませんが、コーティングすることで石や砂などによる小さい傷から守れます。

雨シミ、色褪せの防止

コーティングは白いウロコのような雨シミ、紫外線による色褪せなども防ぐ効果があります。

コーティングには多くのメリットがあるため、とにかく車をきれいな状態で維持したい方は、コーティングをしない選択肢はないと言えるでしょう。

車のコーティングの種類と特徴について

樹脂系コーティング

ポリマーが主成分のため、「ポリマーコーティング」とも呼ばれています。

樹脂系コーティングのメリットは、価格の安さと施工時間の短さです。

しかし、他の種類よりも持続性に劣るので、毎月のメンテナンスが必要などのデメリットがあります。

樹脂系コーティングの持続期間は、一般的に3ヶ月~半年ほどです。

ガラス系コーティング

ポリマーとガラス成分が含まれたものをガラス系コーティングと呼びます。

ガラス成分が含まれることで、樹脂系コーティングよりも高い持続性が期待できる点がメリットです。

ただし、費用は高くなる傾向にあります。

ガラス系コーティングの持続期間は、一般的に半年~1年ほどです。

ガラスコーティング

基本的にガラス成分の含有量などによって、ガラス系コーティングとガラスコーティングに分けられます。

費用は高くなりますが、ガラス系コーティングよりも持続性に優れているのがガラスコーティングです。

ガラスコーティングの持続期間は、一般的に3~5年ほどです。

セラミックコーティング

コーティングの中で最も性能がよいと言われるのが、化合物が主成分のセラミックコーティングです。

費用を抑えたい方には向いていないかもしれませんが、近年その性能の高さから注目を集めています。

セラミックコーティングの持続期間は、一般的に5~7年ほどです。

車のコーティングにかかる費用と注意点

車のコーティングにかかる費用

車のコーティングはコーティングの種類によって費用が大きく異なります。

また中古車の場合、下地処理が必要になることなら新車に比べて施工費用が高くなるため要注意です。

新車

樹脂系コーティング 1~3万円

ガラス系コーティング 5~7万円

ガラスコーティング 7~10万円

セラミックコーティング 10~15万円

中古車

樹脂系コーティング 2~4万円

ガラス系コーティング 6~8万円

ガラスコーティング 10~15万円

セラミックコーティング 15~20万円

カーリースの場合はどうなる?

カーリースは自家用車とほぼ同じように車を利用できるサービスのこと。

しかし、リース会社へ車を返却するときには”原状回復すること”がカーリースを利用するうえでの基本的なルールです。

コーティングだけでなく原状回復が難しい場合は、リース会社から別途費用が請求される可能性があります。

自己判断でコーティングするのは避けましょう。

 

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